『メンタル脳』アンデシュ・ハンセン著、マッツ・ヴェンブラード著、久山葉子/訳の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー!2024年1月25日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
『メンタル脳』アンデシュ・ハンセン著、マッツ・ヴェンブラード著
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・著者のハンセン氏は「スマホ脳」で大ベストセラーになった人物。
・これまで書いて来たハンセンさんのエキスを、本書は若い人が読んで理解できるように、おいしい所だけダイジェストされている。
・どういう考え方が今必要か?ということを若い子向けに書いてはいるけど、大人が読んでも役に立つし面白く読める。
・各章にまとめがあって読み易い。
・鬱、孤独、不安とどう向き合うか、この本は教えてくれている。
・人間の進化の過程からすれば、人間の精神はデジタル対応が出来ない。だからスマホから離れる必要がある―――「スマホ脳」より。
・人間の脳はあらゆる危険を遠ざけようとする。そのために使われているのは感情。恐怖や不安、危険を察知し生き延びて来た。
・幸せの気持ちが続きすぎると、危険に対応が出来ない。
・一緒に笑うことは、サルの毛づくろい的で絆がとても強まる。
・お子さんがちょっと不安げだったりしたら、こういうものを渡すと少し楽になる本だと思います。
著者プロフィール
[著者]アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen)
1974年スウェーデン生まれ。精神科医。ストックホルム商科大学で経営学修士
(MBA)を取得後、ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ医科大学に入学。
現在は王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら執筆活動を行い、その傍ら有名テレビ番組でナビゲーターを務めるなど精力的にメディア活動を続ける。『一流の頭脳』は人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、『スマホ脳』はその後世界的ベストセラーに。『最強脳』『ストレス脳』なども含めた日本での同氏の著作は累計100万部を突破している。
[著者]マッツ・ヴェンブラード(Mats Wänblad)
1964年スウェーデン・ストックホルム生まれ。児童文学作家。(Amazonより)
感想
「スマホ脳」、話題になりましたよね。読もうと思ってそのままになっていましたが、すでに他の関連本もがたくさん出版されていたようでビックリしました。今回の「メンタル脳」は、これらのダイジェスト版のようなおいしい一冊とのことなので、かなりお得感が!しかも読み易そう!要チェックですね!それでは、また来週。
こちらもチェック!
著者のハンセンさんの「脳」シリーズ!こんなにたくさんあったとは、びっくりです。
★過去のラジオ棚はこちらです。