王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。
2020年6月6日分はこちら!!
52ヘルツのクジラたち:町田そのこ著
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。 「BOOK」データベースより
町田そのこさんは「カメルーンの青い魚」で、第十五回「女による女のためのR‐18文学賞」で、大賞を受賞されているとのこと。番組を観て、窪美澄さんの雰囲気に近いものを感じたのですが、やはりこちらの賞を受賞されていたのかと納得。
「女による女のためのR‐18文学賞」の受賞作品は、ヒリヒリするような痛みを伴うなかなか読ませる内容のものが多いです。受賞後も活躍されている作家さんが多い。町田さんも、今後、大いに期待できる作家さんだと思います。
町田さんのその他の作品も。
********
「王様のブランチ」のBOOKコーナーを久しぶりに観ました。以前は番組開始から比較的早い時間にやっていたので観ていたのですが、最近はお昼近くなので、すっかりご無沙汰していました。また気になる本の紹介を観たらこちらででもアップしたいと思います。