えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【中瀬ゆかりのブックソムリエ】2020年7月16日放送 人間の義務:曽野綾子

 

 

 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2020年7月16日放送分

 

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。

 

 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

 

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?

早速見て行きましょう。

 

人間の義務:曽野綾子

 

 

■著者略歴

1931(昭和6)年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。79年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者。95年から2005年まで日本財団会長を務めた。━━「BOOK」データベースより

  

内容

病や戦争、自然の猛威、不慮の事故…意外性の連続の中で、人が今を生きていられることは、本来的に安堵の胸をなでおろすべきことで、ドラマでさえあるはずだ。しかし、「生きる権利」と当たり前のように口にする時、現代人は大きな感動の理由を見失う。「運命は最終的に人を差別しない」「生きている限りは折り目正しく」「一生は今日一日の積み重ね」―など、人生の本質を考える21話。━━「BOOK」データベースより

 

 

 

 

今回は新書です。

今年なんと89歳になる曽野さんは、数年前にご主人が亡くし、この歳になり、残りの時間など、老いと向かい合うようになったそうだ。

 

これだけ素晴しい文章、論理的で、自分の信念を曲げずに書ける曽野さんのことを、中瀬さんは、まさに憧れで、こういう風に年を取れると素晴らしいなと思うことの連続で、読みながらだんだん背筋が伸びて来るようだったと。

 

お年寄りの中には「それもう私は出来ないの」とか「娘に聞いて下さらない。わたし、そのことなにも知らないのよ。」と、他者にゆだねてしまう人もいるが、なんで他者にゆだねてしまうのだとろう?そういう依頼心の強い年寄りなってどうするんだ?という疑問を投げかけている。

 

(中瀬さんの話を聴いているうちに、この本のタイトル「人間の義務」の意味がじわじわと理解できてくる。)

 

そのほか、「大人の人間とはどういう人か?」や、「小説家になるために必要なこと」など、興味深い話の一節を番組内で紹介。そして、曽野さん「最大の義務」は「生きること」だと言う。

 

(どれもこれも、「ふむふむ、なるほどなぁ」と思わず聞き込んでしまう内容ばかりでした。)

 

この本のなかの1つだけでも持って帰って実行したいなぁと中瀬さん。これを読むことによって、「必ず考える時間が訪れる」。そんな気がいたしますとのことです。

人間の義務 (新潮新書)

人間の義務 (新潮新書)

  • 作者:曽野 綾子
  • 発売日: 2020/06/17
  • メディア: 新書
 

 

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いろいろな例話が紹介されました。なかなか厳しいものが多く、ハッとさせられるお話が多かったという印象です。本当、中瀬さんがおっしゃる通り、この中で一つでも自分の中に持っていたいなぁと感じます。人生の大先輩が示してくれる道しるべのような一冊になりそうな予感です。

 

次回のブックソムリエは、7月23日です。

 

中瀬さんはTOKYOMXTVの5時に夢中!でもエンタメ番付のコーナーをお持ちで、そちらで紹介された本や映画も、姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。

ではまた!