王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。
2020年10月24日分はこちら!!
今週の特集は凪良ゆうさんの「滅びの前のシャングリラ」です。
滅びの前のシャングリラ:凪良ゆうスター
■内容
「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」。一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。圧巻のラストに息を呑む。2020年本屋大賞作家が贈る心震わす傑作。━━Amazonより
■著者について
滋賀県生まれ。“小説花丸”2006年冬の号に中編「恋するエゴイスト」が掲載される。翌年、長編『花嫁はマリッジブルー』で本格的にデビュー「BOOK著者紹介情報」より
本屋大賞受賞後初の作品が発売されましたが、周りの反響はいかがですか?
凪良さん:
今回発売前に、たくさんの応援、励ましのお言葉を頂いて、そのおかげで発売前に重版がかかったので、聞いた時は驚き、信じられなかったです。
地球滅亡をテーマにするにあたりこだわったことは?
凪良さん:
映画でも小説でも多く取り上げられている設定なので、書く以上は自分のカラーを出したいな、それが出せないうちは書けないなと思っていて、やっと去年の夏くらいに「よし、書いてみよう」という気持ちになった。
凪良さん:
1か月って中途半端な時間なんです。ラスト一日だと、パニックしか起きない。年単位だと一旦落ち着いて理性が勝っちゃう。一か月だと何かをするには短くて、何もしないでいるには長い。理性と激情の間が繰り返しやって来る混沌とした感じが書きたかった。
ラスト3ページ書くのに2か月かかったと聞きました。
凪良さん:
そうなんです。小惑星の追突とともに滅亡するというラストシーンが決まっていて、そこに向かっていく物語なので、ラスト3ページは本当に人類の終焉のシーンなんです。自分一人が死ぬのではなく、人類全員が死ぬとなると、本当に苦労しました。途中でもう駄目かと正直思いました。
死にゆく人たちの気持ちを書かなくてはならないと思っていたんですけど、(気持ちを)書かないことで、浮かび上がって来るものがあるって気が付いた。作家としても気づきがあった物語だったと思います。
また、ラスト3ページが読みたくなっちゃいますね。
凪良さん:
でも、ハードル上がっちゃいますよね。こんなこと言うと・・・(笑)
滅びゆく運命の中で、幸せとは何かを問いかける一冊です。
<感想>
凪良ゆうさんは本屋大賞で話題になっていたのでお名前だけは知っていたのですが、ボーイズラブ系の小説を書かれてきた方なんですね。現在は色々な小説を書かれているようで、どんどん世界を広げて行かれているのだなぁと感じました。あと1か月で滅亡する・・・。ほんと、この1か月しかないという設定は絶妙ですね。1か月しかなかったら?一体なにがしたいかな。考えただけでゾワゾワするし切なくなるなぁ。。。
それではまた来週!
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