ニッポン放送あなたとハッピー!2021年2月18日放送分
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。
番組はこちら!radikoでも聴けますよ!
毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?
早速見て行きましょう。
百田尚樹の新・相対性理論-人生を変える時間論ロシアを決して信じるな:百田尚樹
■著者略歴
1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数を構成。2006年、特攻隊の零戦乗りを描いた『永遠 の0(ゼロ)』で作家デビュー。高校ボクシングの世界を舞台にした青春小説『ボックス!』が圧倒的な支持を集め、2010年、映画公開━「 BOOK著者紹介情報」より
■内容
時間の本質を知れば、人生が一変する。累計2000万部突破のベストセラー作家が行き着いた、目からウロコの時間論。
人間社会のすべての基準は「時間」だ。お金も物も、時間を換算したものにすぎない。娯楽や労働による「時間の奪い合い」が激しさを増す現代、時間に振り回されず、自ら時間を支配する者だけが人生の勝者となる――。ベストセラーを連発する著者の思考法と時間術を、余すことなく大公開!
●社会は、「時間の売買」によって成り立っている。
●時間に操られるな、時間を支配しよう。
●物はすべて、人間が「長生き」するための道具。
●「時間の共有」が、恋愛の喜びをもたらす。
●才能をはかる尺度も、実は時間。━━Amazonより
中瀬さん:
百田さんも60を過ぎてね、人生の残り時間が、砂時計の砂が落ちるように感じていて、残りをみたら「そんなにないじゃん」みたいな。私も50半ばを過ぎましたから、やっぱり人生の残り時間を考えるんですよね。
かつて村上春樹さんが「プールサイド」っていう短編集で「人生の折り返し地点を35才」ってね、70才をひとつのあれとして、今、人生折り返し地点ってどうなんだろう、40代くらいなのかな。私も折り返し地点をかなり過ぎていて、人生残りないなって思った時に、時間の問題って考えるわけですよね。
(時間が)無限にあるように見えていた若い人達にも是非読んでもらいたいんですけどね。
(例えば...と内容についての紹介)
中瀬さん:
いかに時間に対する考え方をキッチリ持つかっていうのは、優先度の問題なんですよ。何を優先させるか、やることの優先順位を間違えないっていうことが最大の時間だってことですね。
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<感想>
そうですよねぇ。40代になると残り時間って考えちゃいますよね。「えーもう、残り時間半分過ぎているんだなぁ」と。そして、日に日に時間の流れが早く感じると言う。だからこそ、これからの時間はちょっと大切にしていかないとなぁと、今日のブックソムリエを聴いていて感じました。
それではまた来週!
★過去のラジオ棚はこちらです。
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中瀬さんはTOKYOMXTVの5時に夢中!でもエンタメ番付のコーナーをお持ちで、そちらで紹介された本や映画も、姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。
ではまた!