えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【ラジオ】<中瀬ゆかりのブックソムリエ>室町は今日もハードボイルド:清水克行 2021年8月19日放送 

 

 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2021年8月19日放送分

 

 

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。

 

 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

 

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?

早速見て行きましょう。 

室町は今日もハードボイルド-日本中世のアナーキーな世界-:清水克行

 

■著者略歴

1971年生まれ。明治大学商学部教授。歴史番組の解説や時代考証なども務める。著書に『喧嘩両成敗の誕生』(講談社選書メチエ)、『日本神判史』(中公新書)、『戦国大名と分国法』(岩波新書)、『耳鼻削ぎの日本史』(文春学藝ライブラリー)などがあるほか、ノンフィクション作家・高野秀行氏との対談『世界の辺境とハードボイルド室町時代』(集英社文庫)が話題になった。━━新潮社著者プロフィールより

 

内容

僧侶は武士を呪い殺し、農民は政界工作を企て、浮気された妻は相手の女を襲撃する――あなたたち、本当にご先祖様ですか? 数々の仰天エピソードから浮かび上がる中世の日本人は、実は凶暴でアナーキーだった! 想像の「斜め上」を行く、驚愕の日本史エッセイ。━━Amazonより

 

以下、番組内の話をざっくりと抜粋しています。

 

中瀬さん:

清水さんは歴史学者なんですね。小ネタもすごく上手に処理されていて、エピソードもすごく面白い。今、話題になって売れているんですよ。

 

(学校で)こういう日本史ならついていけましたよね。意外に中世ってすごく混沌としていたと思うんですが、この本は私たちの思い描く日本人像を根底から覆す凶悪な日本史エッセイになっているんです。

 

(ここで、この時代の出来事になにがあったかを振り返るトーク&本書の面白い部分をピックアップして紹介)

 

 

中瀬さん:

かなりハードボイルドな時代で面白いんですよ。こんな授業だったらわかりやすい。高校で日本史を教えている先生方が一番難しいと言っているのが、中世の荘園について説明するところなんですって。確かに荘園っていうのはピンキリで何を標準的な荘園とみなせばいいのか正解がない。

 

(ここで荘園のいろいろなパターンを紹介)

 

中瀬さん:

エピソードの宝庫。めちゃくちゃやっているんだけどでも面白い。

みんな中世について詳しくなってみませんか?この本一冊で、かなり語れるようになります。

 

***********

<感想>

日本史かぁー、中世かぁー、苦手だぁーって思ってしまいますが、本日紹介された本は、気軽に読めそう?かな。興味深かったのは、日本史の先生たちが苦手とされているのが「荘園」だとか。得意な分野の苦手ってあるもんなんですね。そんな荘園がこの本でどんな風に説明されているのか、読む価値がありそうです。~の乱、~の変、等々がたくさんあった時代。改めてそのあたりの整理もできそうです。

それでは、また来週!

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

*********

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。

ではまた!