えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと(朝日新聞2022年1月22日掲載)

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

今週は読書欄からピックアップしました。

自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと:清田隆之

 
「自慢話でも武勇伝でもない」って、、ちょっと面白いタイトルだなって思いピックアップしてみました。とかく自分語りは、自慢話や武勇伝になりがちだからですかね。ちょっと笑ってしまいました。
 
生きづらいと感じることは別に男女関係なくあるものだ。でも、女ならではの生きづらさ、男ならではの生きづらさというのは確実に存在する。そういうものがきっと本書から見えて来るのではないだろうか。

 上から目線の発言がやめられなかった男性が、医師の力を借りて自分の思考の癖を知り、「どんな内容であっても自分が感じていることを正直に言語化するのが気持ちいい」と思えるようになるまでの話が印象深かった。彼の場合、男らしく賢げな語りを放棄した先に、自分らしい語りが見つかったのである。---トミヤマユキコ氏(ライター)の書評より

 

「自分の思考の癖」を知った先に見えて来るものが、非常に興味深いです。「男らしさ」の鎧を外した素の姿、どう語られているのか。男女問わず一度読んでおくといいと思いました。周りにりにいるあの人のことが少しは理解できるかもしれませんね。

 ■内容

「男の考えていることはよくわからない」のか?「感情の言語化」と「弱さの開示」の先にあるものとは?劣等感、権力欲、マウンティング、ホモソーシャル、処女信仰、ED、DV etc.見たくなかった自分と向き合った男たちの、切実な「自分語り」の記録。
男性たちの率直な語りには、怒りや悲しみ、加害者性や被害者性、競争意識や逃避癖、女性蔑視や男性嫌悪、プレッシャーや特権性、優しさや残酷さ、純粋さやしたたかさ、成熟や未熟、計算や衝動、上から目線や劣等感、反省や自己弁護、視野の狭さや懐の深さ、暴力性や愛情など……実に様々な要素が混在しており、表面がつるつるにコーティングされた「一般男性」という存在の内実が、実は複雑で混沌としたモザイク模様になっていたことがおぼろげながら見えたんじゃないかと思う。(本書より)--Amazonより

☟こちらも注目!! ちなみに私は以前こんな本を読みました。

男社会もまたひとくくりにできない複雑さを知った一冊でもありました。

気になる方はぜひぜひ!

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<< 後記>>

買い物へ行くのも躊躇したくなるほどどこへ行っても感染の可能性が大きくなってしまいましたね。「〇〇さんがコロナ感染」って速報のように芸能人の感染情報がネットニュースに上がってきますが、もうそろそろいいんじゃないって思ってしまいます。もし載せるなら「今週の感染者」と、まとめでもいい気がする。もっと必要なニュースはたくさんあるはずなのに。....なんて、朝から思ってしまいました。皆様、くれぐれもお気をつけくださいませ。

それでは、また来週!!