えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】 ドンキにはなぜペンギンがいるのか(朝日新聞2022年4月9日掲載)

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週は読書欄からピックアップしました。

 

【ピックアップ】ドンキにはなぜペンギンがいるのか:谷頭和希

 

 

好奇心ポイント

知らない街で知っている看板や店名を目にすると、なんだかホッとする。普段何気なく見ているものって、実はものすごく安心感を与えてくれるものだったりする。分かりやすいところで言えば、海外で日本のお店のいつもの看板を目にしたとき、思わず笑みがこぼれた方も多いのではないかと思う。ついでに中に入ったりして。

 

ドンキの1号店は1989年の府中店だという。結構前からなんですね。わたしは大久保のドンキに友達と夜中に行くのが好きだったなぁ。あれからどんどん店舗も増え、なにかと話題も多いドンキ。どのような経緯を辿ってここまで大きくなったのか?なかなか興味深い内容のようです。ヴィレッジヴァンガードとの比較論なんかもあるみたいですよ。

 

内容

【24歳の著者が挑む!日本の「いま」を切り取ったチェーンストア都市論】
私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。997年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、32期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテを巡った。そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性である。ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解きながら、日本の「いま」を見据える。(Amazonより)

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後記

ようやく暖かい季節が到来したと実感。コートを着る一手間がなくなるのは、気持ちも軽くなる気がします。しかし浮かれてはいられない状況は変わらず。戦争も疫病も停滞していて、まだまだ先が見えません。4月からいろいろなものが値上がりし、じわじわと家計に影響も出てきます。と、マイナスなことばかりつらつら書いてしまいましたが、まずは健康でいること。気を引き締めて感染予防をしていきましょう。

それでは、また来週。