えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2022>ナイフを胸に抱きしめて:八重野統摩 8月25日放送 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2022年8月25日放送分

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

 

 

ナイフを胸に抱きしめて:八重野統摩

 

■内容

『ペンギンは空を見上げる』から、4年。八重野統摩の新刊は、怨讐と贖罪のミステリ 悲痛な叫びが胸を刺す、静かに昂ぶるエピローグに涙せよ!読み終わったとき、タイトルの本当の意味が立ち上がる!戦慄と感動の読書体験をあなたに。(Amazonより一部抜粋)

 

 

 

■放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

 

・人間心理の恨みとか、復讐が軸になっているサスペンス・ミステリ小説。

・章が変わるごとに語り手が変わる。視点が変わるので面白い。

男性教師の視点の章は大事に読んでほしい。

タイトルの意味はラストでよく解る。

・難しい題材だけど、とても分かりやすく書かれている。混乱なく読ませる筆力がある。

・そんなに厚くないので、あっという間に読めるよくできたミステリ。

読者をいい意味で欺こうとしている。そこの駆け引きをしながら読むと楽しい。

・作者は1988年生まれ。これから期待の作家で、今のうちに作品を読んでおくことをおすすめします。

 

■著者について

1988年生まれ、北海道出身。立命館大学卒業。2011年「電撃小説大賞」に投稿した作品が編集部員の目にとまり、翌2012年『還りの会で言ってやる』(メディアワークス文庫)でデビュー。2019年、『ペンギンは空を見上げる』で第34回坪田譲治文学賞を受賞。他著に、『プリズム少女~四季には絵を描いて~』『終わりの志穂さんは優しすぎるから』(メディアワークス文庫)などがある。(新潮社著者プロフィールより)

                              

■感想

ミステリは結構集中して読まなければ途中で訳が分からなくなりがちですが、本作は、混乱なく読ませるという、これは私みたいにミステリが苦手な者には丁度いいかも!と思ったり。しかもすぐ読めるほどの厚さだそう。これから期待の作家ということで、お名前もしっかり覚えておこう!

それではまた来週!

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。