えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2022>編めば編むほどわたしはわたしになっていった:10月13日放送 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2022年10月13日放送分

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

 

編めば編むほどわたしはわたしになっていった:三國万里子

 

■内容

ずっと息苦しさを感じていた少女が、ニットの世界に居場所を見つけるまで。
「書く」ことは「編む」ことと似ている──。学校になじめなかった自分と父との関係、おもしろいことが大好きだった母、人生の道標となった叔父のこと、アルバイト先で出会った夫との恋。傷つきながらも一歩ずつ進み、ニットデザイナーとなった著者。その半生を追ううちに、読者それぞれの「あの頃」が蘇る極上のエッセイ集。(Amazonより)

 

 

 

■放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

 

・筆者は気仙沼ニッティングのデザイナーでもあるが、

 素晴らしい書き手でもある。

恋とたばこがキーワード。

・女子のツボ、キューンとくる

・読み終わりたくなくなる。読むのがもったいなくなる

・傷つきながらも、学びながら一歩一歩丁寧に生きるって、こういうことなのだなと思った。

自分のことを書き留めておくことは、いいことだなとすごく思った。

試し読みのサイトがある。⇊

www.shinchosha.co.jp

■著者について

1971年新潟県生まれ。3歳で祖母より編みものの手ほどきを受け、長じて多くの洋書から世界のニットの歴史とテクニックを学ぶ。「気仙沼ニッティング」及び「Miknits」デザイナー。著書に『編みものワードローブ』『うれしいセーター』『ミクニッツ 大物編・小物編』など多数。本書が初のエッセイ集となる。

■感想

とても魅力的なエッセイみたいですね。垣花さんも泣いたそうです。試し読みのサイトがあるので、そちらで読んで気に入ったら全編読むのもいいかもですね。私は「読むのがもったいないくらい」という言葉を信じて、試さず本を読もうと思います!

それではまた来週!

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。