ニッポン放送あなたとハッピー!2022年12月22日放送分
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!
毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
世はすべて美しい織物:成田名璃子
■内容
染めて織る、私の物語を織り人たちの「業」と「歓び」が織りなす、新たな感動作の誕生。〈桐生の養蚕農家の娘として生まれた芳乃〉と〈東京でトリマーとして働く詩織〉。伝説の織物「山笑う」をめぐり〈昭和〉と〈現代〉、決して交わるはずのなかった、ふたつの運命が、紡ぎ、結ばれていく――。抑圧と喪失の「その先」を描く、感涙必至のてしごと大河長編。(Amazonより)
■放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・伝説の織物を巡る大河長編。
・母と娘の話や手仕事小説としてなど、いくつもの面を持つすごく面白い小説。
・伝説の織物「山笑う」が一つの軸になっている。
・昭和12年からの話と、平成30年の現代パートがある。
・時代の違う二人の女性が、まるでタペストリーの織物のように巡り合う。
・ふたつの運命を紡いでいく先に、物語が「おおーー」と開けて来る。
・特に女性は、自分を振り返ったり、自分の人生は自分が決めていくってことや、自由であることの素晴らしさ、色々なことを噛みしめられる小説。
・どんな方にもおすすめですが、特に女性に読んでもらいたい。
■著者について
1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。2011年『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』が第18回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞し、作家デビュー。2015年『東京すみっこごはん』が人気を博し、ヒットシリーズとなる。2016年『ベンチウォーマーズ』で第7回高校生が選ぶ天竜文学賞、第12回酒飲み書店員大賞を受賞。他の作品に『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『グランドスカイ』『月はまた昇る』などがある。(新潮社著者プロフィールより)
■書評
追記:読みました!好きなことを続けたいけど、でも....と、悩んでいる人に特におすすめですよ!ブックソムリエのお話の通り、とても読みごたえありの作品でした。詳細は書評を書きましたのでご覧くださいませ。
■感想
今日は森永卓郎さんも一緒のブックソムリエでした。途中まで声も出さず大人しくしていたモリタクさん。後半は全開で参加し、久々、中瀬&モリタクのトークが炸裂!もう中瀬さんのツッコミが最高です。お顔が見えないので表情は分かりませんが、モリタクさんはそれにもめげず平然として喋っているし(笑)面白いなぁ。思わず声出して笑ってしまいました。それはさておき、小説の紹介はとても魅力的で、是非読んでみたいと思いました。読みごたえがありそう~。それではまた来週?来年~~。
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