世界でいちばん透きとおった物語:杉井光著を紹介。
ニッポン放送あなたとハッピー!2023年7月20日放送分
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!
毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
世界でいちばん透きとおった物語:杉井光
作品内容
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。(新潮社HPより)
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・文庫の書下ろし、5月発売で完売店続出。現在20万部突破。異例の売れ方をしている。10代、20代にも広まっている。
・ネタバレ厳禁。紹介する側は何を言ってもネタバレになってしまうので「なんも言えねぇ」って状態になる。ネタバレを知ってから読むのは絶対NG。
・電子書籍化は絶対不可能・映像化も不可能。
・紙の書籍でしか味わえない体験型読書が出来る。
・登場人物は本に関わる人が多い。
・予測不能な衝撃なラストが待っている。
杉井光プロフィール
電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006(平成18)年電撃文庫『火目の巫女』でデビュー。その後電撃文庫「神様のメモ帳」シリーズがコミカライズ、アニメ化。ライト文芸レーベルや一般文芸誌で活躍。他の著書に「さよならピアノソナタ」シリーズ、「楽園ノイズ」シリーズ、『終わる世界のアルバム』、『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』などがある。(新潮社・著者プロフィールより)
感想
ひゃーネタバレさせないためなのか、それとも番組進行上の都合なのか、本日のブックソムリエはえらくあっさり終了。それゆえに、なにかとても気になります。ネタバレ厳禁ものかぁ....当たりはずれがこれまで結構あって....。この本はどっちなんだろう?とにかく、余計な情報やネタが耳に入って来ないうちに読むことが良いらしいのです。自分で気づきたい?とか、みなさん謎の言葉を残し、あっという間のブックソムリエでした。文庫本だし、これはやはり読むしかないなぁ....(笑)
杉井光さんのインタビュー
王様のブランチの作家インタビューのコーナーで杉井さんのインタビューが放送されました。その時の様子はこちらです。
★過去のラジオ棚はこちらです。