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【王様のブランチ・本】太田光さんインタビュー<笑って人類!>(2023年3月11日 )

 

本日の王様のブランチ・BOOKコーナーで紹介された本を紹介します。

本日の王様のブランチ(2023年3月11日放送分)で、おすすめされた話題の本と著者のインタビューをまとめて掲載しています。

■太田光さん:笑って人類!

■内容

■著者について

1965年埼玉県生まれ。88年に田中裕二と「爆笑問題」を結成。2010年初めての小説『マボロシの鳥』を上梓。そのほかの著書に『文明の子』『違和感 (扶桑社新書)芸人人語』などがある。(Amazonより)

■インタビュー

 

―――「未来は明るい」ってよく言う。でも「明るい」じゃなくて「面白い」が肝ですよね。

 

太田さん:そうなんですよ。暗いこともあるし、滑った転んだいっぱいあるだろうけれども、全部含めて面白いんだっていう思いがあります。

 

―――太田さんのお人柄が見えるような、優しい方なんですね。

 

太田さん:ありがとうございます。優しいってほどでもないけど(爆笑)

映画のシナリオとして書き始めたんです。最初は。映画がダメになって、そこから小説に直して。シリアスな場面や残酷な場面はあるんだけど、どこかにギャグを入れたい、要するに喜劇映画を作りたかった。

 

子供のころ、ハマコーって暴れん坊の政治家がいたんですよ。浜田幸一。僕も何度も共演しているですけど、自民党の若手議員がバリケードを作ってストライキみたいになっているのを、椅子をぶん投げながら「いいか!政治はな、俺たちのためにあるんじゃないんだ!」ってね。思想信条は僕はあまり合わなかったんだけど、でも人間としてはすごく好き。昔ながらの正義感が。あの言葉が自分の中にあった。

 

―――タイトルへの思いは?

 

太田さん:我々「爆笑問題」も「笑う」って文字が入っている。自分の小説には「笑」って文字を入れたい。「笑っていいとも」のパクリです。(爆笑)

 

*世界平和のために歩み続ける男たちの物語です。

 

 

■ブックランキングで話題になった本

変な日常を綴ったエッセイ。

へんなの

へんなの

Amazon

なんてことない日常が愛おしくなるエッセイ。

■ひとこと

  

 536頁の大作ですね!一体いつ書いていたのだろう?というか、太田さんはやはり書くのが好きなんでしょうね。そして、子供たちへの未来目線で綴られているのも太田さんらしい。インタビューではもっと暴れるかと思ったけど、わりと真面目でした(笑)ハマコーさんのVTRも久々見たなぁ。あんな破天荒な政治家は、もう出てこないんじゃないかな。それでは、また来週!

 

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