『プレゼントでできている』矢部太郎著の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー！2024年4月4日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら！radikoでも聴けますよ！毎回、話題の本が登場！さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか？早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・お笑い芸人でもある矢部さん待望の（3年ぶり）コミックエッセイ。
・2年前に引っ越しして整理した時に、自分で買ったものは簡単に捨てられるのに、人からもらった物ほど捨てることが出来ない。それぞれの想い出をを漫画にしたら捨てられるかもしれないという思いに至ったのが本書。
・消えないものを消え物にするような、ひとつひとつ成仏させていくような感覚。
・モンゴルの絨毯、鹿の角、大家さんの柚、物だけでなく言葉とか、心とか、形にならないものも。
・矢部さんという人は「優しさで出来ている人」なので、ジーンときてしまう。
・気持ちを丸ごと受け取ってくれるってこういうことなんだな、ということがわかる。
・いろんなプレゼントの形がある。
・自分の生活のなかにプレゼントは溢れていて、その物語が自分の身体のなかに物以上に入っている。
・プレゼントは物さえあれば成立するのではなくて、贈る側の人にもよるってことも考える。
・プレゼントついてこんなに考えることがないくらい深く考え、そしてちょっとホロっとしたり、ほっこりしたり、矢部さんの真骨頂です。
著者プロフィール
1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ120万部超の大ヒットとなった。（新潮社・著者プロフィールより）
感想
確かに自分の部屋を見まわしてみると、いただいたものって結構ありますね。もらったときのことを明確に思い出せるものもあるなぁ～。いずれは処分する時が来るとは思うけど、手放すのが難しいものはどうしたらいいのかな。矢部さんみたいに漫画が描けたらいいですよねぇ。それでは、また来週！
お知らせ
中瀬ゆかりさんの「珠玉のコレクション」ということで、セット販売が始まっていますよ～。購入特典も付くみたいなのでお得！お見逃しなく。
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