歪んだ幸せを求める人たち:ケーキの切れない非行少年たち3:宮口 幸治 著の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー!2024年8月22日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・「ケーキの切れない非行少年たち」が話題になった筆者。シリーズ累計170万部突破し、漫画にもなっている。
・今回の表紙は非行少年が描いた自画像。
・「そんな理屈!」というとんでもない歪んだ考え方に基づいて行動してしまう人がたまにいる。
・そんな彼れらも「幸せになりたい」と思っている。問題は幸せを求める方法が極めて歪んでいる。
・歪みから脱却する方法を、実際先生が見て来た臨床例をもとに書いている。
・「幸せにしたい、させたい」など動機は皆が持つもの、思うこと。そこからのロジックが問題。
・歪みの5つの代表は、怒り、嫉妬、自己愛が強すぎる、所有欲が強すぎる、判断自体の歪み。
・決して他人の話ではなく、自分にあり得ること。
・色々ささるセンテンスがたくさんあるので是非読んでください。
著者プロフィール
立命館大学教授・児童精神科医。一般社団法人・日本COG-TR学会代表理事。京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターなどを勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016年より現職。医学博士、子どものこころ専門医、臨床心理士。(新潮社・著者プロフィールより一部抜粋)
感想
随分と話題になっていたシリーズなんですね。とても興味深い内容が満載のようで、一度読んでみたくなりました。コミックもあるそうです。
にしても、本日、別コーナーでの中瀬さんの「耳毛談義」はすごかった。「鼻毛」同様、もう笑いっぱなしでしたよ。そのあとの「妹キャラ」も!絶好調トークでした。聞き逃した方はタイムフリーで是非。それでは、また来週!
★過去のラジオ棚はこちらです。