毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。
今週のひもとくのコーナーは翻訳家の岸本佐知子さんの
「部屋にいるわかものたちへ」という特集です。
岸本さんが選ばれる本、とても興味があります。
虚航船団:筒井康隆
「BOOK」データベースより
鼬族の惑星クォールの刑紀999年6月3日、国籍不明の2基の核弾頭ミサイルによって国際都市ククモが攻撃され、翌4日、無数の小型単座戦闘艇に乗ったオオカマキリを従えた文房具の殺戮部隊が天空から飛来した。それはジャコウネコのスリカタ姉妹の大予言どおりの出来事だった―。宇宙と歴史のすべてを呑み込んだ超虚構の黙示録的世界。鬼才が放つ世紀末への戦慄のメッセージ。
次はこちらです。
となりのヨンヒさん:チョン・ソヨン
「BOOK」データベースより
もしも隣人が異星人だったら?もしも並行世界を行き来できたら?もしも私の好きなあの子が、未知のウイルスに侵されてしまったら…?切なさと温かさ、不可思議と宇宙への憧れを詰め込んだ、韓国SF小説集。
三冊目はこれ。
おちび:エドワード・ケアリー
「BOOK」データベースより
激動の時代をまっすぐに生きようとするマリーの逞しさ、美しさにほれぼれする。『堆塵館』の著者が描く、マダム・タッソーの数奇な生涯。
4冊目です。
世界でいちばん虚無な場所:ダミアンラッド
「BOOK」データベースより
いざ、人類の闇へ。「死」「無し」「世界の終わり」悲しい地名にあなたを連れ出す「反」旅行書。
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「想像力の脳内旅行で遠くまで」ということで、岸本さんがピックアップした4冊。どれも本当に面白そう。物語の中にずんずん入って行く楽しさを存分に味わえそうだなぁと感じました。
しばらくはどこへも行けない生活が続きます。そんな今だからこそできる「脳内旅行」。本はどんな場所へあなたを連れて行ってくれるでしょうか?
ということで、今週はここまでです。