えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞書評ピックアップ】朝日新聞2020年4月18日掲載分 

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。

 

 

 今週のひもとくのコーナーは翻訳家の岸本佐知子さんの

「部屋にいるわかものたちへ」という特集です。

岸本さんが選ばれる本、とても興味があります。

 

虚航船団:筒井康隆

虚航船団 (新潮文庫)

虚航船団 (新潮文庫)

 

 

「BOOK」データベースより

鼬族の惑星クォールの刑紀999年6月3日、国籍不明の2基の核弾頭ミサイルによって国際都市ククモが攻撃され、翌4日、無数の小型単座戦闘艇に乗ったオオカマキリを従えた文房具の殺戮部隊が天空から飛来した。それはジャコウネコのスリカタ姉妹の大予言どおりの出来事だった―。宇宙と歴史のすべてを呑み込んだ超虚構の黙示録的世界。鬼才が放つ世紀末への戦慄のメッセージ。

 

筒井さんの作品、懐かしいです。岸本さん、「これほどまでに人間の想像力の凄まじさを思い知らされた本を、私はほかに知りません」とおっしゃっています。そして、「長大な絵巻物」とも。私から見ると、岸本さんの想像力もかなりのものと思うのですが、その岸本さんがここまで言うのだから、本当に凄いんだろうなぁ。592頁、結構なボリュームです。家にいる時間の有効活用として、長編にチャレンジもいいかもですね。
 
 

 

次はこちらです。

 

となりのヨンヒさん:チョン・ソヨン

となりのヨンヒさん

となりのヨンヒさん

 

 

「BOOK」データベースより

もしも隣人が異星人だったら?もしも並行世界を行き来できたら?もしも私の好きなあの子が、未知のウイルスに侵されてしまったら…?切なさと温かさ、不可思議と宇宙への憧れを詰め込んだ、韓国SF小説集。

 

隣人が異星人だったら・・・とかの、もしもワールド。コロナのニュースばかりでどんよりした気持ちを忘れたい時は、思い切ってこういう世界に浸ってしまうのも良いかも。異質な者どうしが壁を越えてつながろうとする姿が見られるとのこと。

 

 

 

 

三冊目はこれ。

 

おちび:エドワード・ケアリー

おちび

おちび

 

 

 「BOOK」データベースより

 激動の時代をまっすぐに生きようとするマリーの逞しさ、美しさにほれぼれする。『堆塵館』の著者が描く、マダム・タッソーの数奇な生涯。

 

『堆塵館』がとても面白かったので、こちらはチェックしていました。どうやら、主人公の人物像がとても魅力的だそうです。予約もしてあり、早く読みたいのですが、図書館が閉鎖されているのでまだまだ読むのは先になりそうですが、楽しみです。

 

 

 

  4冊目です。

 

世界でいちばん虚無な場所:ダミアンラッド

世界でいちばん虚無な場所 旅行に幻滅した人のためのガイドブック

世界でいちばん虚無な場所 旅行に幻滅した人のためのガイドブック

 

 

  「BOOK」データベースより

いざ、人類の闇へ。「死」「無し」「世界の終わり」悲しい地名にあなたを連れ出す「反」旅行書。

 

世の中にはどうしてそんな名前をつけたのだろう?という地名があまたある。地名の由来やウンチクまで交えて紹介する一風変わった旅行ガイドだそう。ちょっとAmazonを覗いてみらた「泣く子島」とか、「迷子少年小道」「自暴自棄湖」など、想像以上にハードな名前が並んでいた。これ、ちょっと面白そうじゃないですか。

 

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「想像力の脳内旅行で遠くまで」ということで、岸本さんがピックアップした4冊。どれも本当に面白そう。物語の中にずんずん入って行く楽しさを存分に味わえそうだなぁと感じました。

 

しばらくはどこへも行けない生活が続きます。そんな今だからこそできる「脳内旅行」。本はどんな場所へあなたを連れて行ってくれるでしょうか?

 

 ということで、今週はここまでです。