毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。
一冊目はこれ!
歩く江戸の旅人たち:谷釜尋徳
書評は大矢博子(書評家)さん。
江戸時代の日本には、スポーツという概念はなかった。けれど1日34キロを歩いたり、効率のいい走り方を考案したりした当時の〈旅〉には、確かにスポーツの萌芽があったのだと、本書を読んで納得した。━━━書評一部引用。
「BOOK」データベースより
総歩行距離2000キロ以上にもおよぶ、老若男女が毎日歩き続ける伊勢神宮への旅は、どのようにして可能となったのでしょうか。旅のルートと歩行距離を割り出し、徒歩での旅を可能とした旅人の身体技法や装い、健脚を支えた街道の交通インフラやマナー、旅の家計簿などから、江戸の庶民に愛された「お伊勢参り」の旅をひも解きます。
2冊目です。
このスプーンは、結構うるさい:佐藤雅彦、ユーフラテス、NIMS
「キネマ旬報社」データベースより
「ピタゴラスイッチ」のスタッフが手掛けた楽しくも興味深い科学映像をDVD化。物質や材料研究の興味深い特性を、あっと驚く美しく明快な映像で表現し、その面白さを伝えるプロジェクト「未来の科学者たちへ」から、厳選した8本の映像を収録。
三冊目はこれ。
「著者に会いたい」のコーナーです。 タレントの壇蜜さんが登場!
結婚してみることにした。壇蜜ダイヤリー2
「肩を組んで歩くような関係でしょうか。この人より先に死なないようにやっていけたらいいな」と壇蜜さん。年に1回くらいのペースでこうした日記本を出版しており、これで6冊目となった。━紙面一部引用
「BOOK」データベースより
38歳最初の仕事は「ルンバを踊る」。モモジタトカゲのサチ子に、ナマケモノの浜平を迎え、食べる、眠る、ゆっくり泳ぐ、長めのサウナ…そんな毎日からいい夫婦の日に、結婚。まさか自分がそんな日を選ぶとは。壇蜜日記史上最大の出来事…!?
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今週は、江戸の人々、実験、そして壇蜜さん。どれも独特な世界観が広がっていて、のめり込んで読書が出来そうなものばかりでした!
それでは、また来週。