えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】「『七人の侍』ロケ地の謎を探る:高田 雅彦」(2020年9月19日掲載)

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週はこの一冊です。

 

『七人の侍』ロケ地の謎を探る:高田 雅彦

 

 

 

書評は横尾忠則(美術家)さん。

山の中腹からは村の全貌(ぜんぼう)を俯瞰(ふかん)するシーンであるが、大蔵のセットそっくりの村をもうひとつ作ってしまう。だったら、最初からこの村で撮影をすればと思うが、そこは黒澤さんの拘りを超えたリアリズム魂が揺るがない。

ラストのすさまじい雨のシーンは大蔵のオープンセットで撮影。水車小屋のあの物凄(ものすご)い火事のシーンは映画を超えた現実だ。熱風でやけどを負った土屋嘉男さんは後に、「殺されると思った」と僕に語った。助監督の堀川弘通さんは「死人が出てもいいんですか」と黒澤さんに迫った。━書評一部引用

 

■内容

『七人の侍』のロケ地はここだ!―今、明らかにされる『七人の侍』の撮影現場。黒澤明生誕百十年、三船敏郎生誕百年記念出版。撮影スナップに写る風景や当時の航空写真、さらには現地調査による関係者の証言等から、謎のロケ地を完全特定。東宝秘蔵の“未公開”スチール大量掲載。二木てるみ・加藤茂雄、安藤精八…出演者とスタッフが語る撮影現場の真実。━「BOOK」データベースより

 

 

今みたいにスタジオでちゃっちゃと編集することもままならなかった時代の撮影現場は、さぞ手間がかかっただろうということは容易に想像がつく。制作費、撮影時間、スタッフの数等々、相当なものだったのだろう。207分の映画の舞台裏、本編同様、圧倒される世界があるのだろう。

 

『七人の侍』ロケ地の謎を探る

『七人の侍』ロケ地の謎を探る

  • 作者:高田雅彦
  • 発売日: 2020/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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先週から一冊に絞り込んでコンパクトにしてみました。。改良を重ねながら、読みやすいページを目指しますのでよろしくお願いいたします。

 

現在コロナの感染者数を見ても、あまり驚かなくなった感じですが、実際は数も増えているし、これから寒くなってさらに状況は悪くなりそう。いま一度、気持ちを引き締めて予防に努めましょう。

 

今週はここまで。それではまた来週!