毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。
一冊目はこれ!
あしたの地震学:神沼克伊
書評は黒沢大陸(朝日新聞大阪編集局長補佐)さん。
著者は不安をあおるよりも、大地震でも生き延びることを目的とした「抗震力」を提唱、住宅の点検や身につけるべき知識などの対策を示している。━━━書評一部引用。
「BOOK」データベースより
地震大国日本。いかに地震を予知するかこそが日本地震学の悲願だった。しかし、いまだにその願いは叶えられていない―。はたして予知は可能なのか。日本地震学の歴史をつぶさにひもとき、実際に経験したことから、専門家のあるべき姿と、どのように地震と向き合うべきかを、第一人者が考える。
2冊目です。
<あの絵>のまえで:原田マハ
書評は押切もえ(モデル・文筆家)さん。
実際に観たことがある絵が登場すると嬉しく、その描写の美しさに、他の絵への興味も募った。━━━書評一部引用。
「BOOK」データベースより
どこかの街の美術館で小さな奇跡が今日も、きっと起こっている。人生の脇道に佇む人々が“あの絵”と出会い再び歩き出す姿を描く。アート小説の名手による極上の小説集。
三冊目はこれ。
喫茶店の時代:林哲夫
文庫 この新刊のコーナーに掲載されていました。
膨大な書物の中から喫茶店にまつわる部分を蒐めたのが本書。だからこそ、当時の町並みや、そこで交わされた会話まで聞こえてくるようで面白い━紙面一部引用
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今週は、美術館の帰りにちょっとレトロな喫茶店へ。そんなお散歩がしたくなるような本でした。まだまだステイホームです。自由に外出できる日を迎えた時用に、あちこちをチェックしておくのに良さそうな読み物ですね。
それではまた来週!