えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】地下世界をめぐる冒険 闇に隠された人類史::ウィル・ハント(2020年10月17日掲載)

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

地下世界をめぐる冒険 闇に隠された人類史::ウィル・ハント

 

 

 

書評は横尾忠則(美術家)さん。

洞窟や地下世界に惹(ひ)かれるのは怪しい世界だからだ。見えないものは怪しいのである。地下世界は地獄を指し、「隠す」「見えない」という意味では冥界や死者の国であり、子宮でもあった。著者はそんな地下世界に取りつかれた現実逃避型人間である。洞窟、地下納骨堂、下水道、そんな方向のない世界で自分と向き合う。━書評一部引用

 

■内容

ニューヨークの地下鉄、パリの地下納骨堂、アボリジニの聖地、カッパドキアの地下都市、マヤ人洞窟など、世界中の「光なき世界」を渉猟し人類の歴史と闇への畏怖に思いを馳せた比類なきノンフィクション。━━「BOOK」データベースより

 

  

 

以前、「モグラびと」というニューヨークの地下で暮らす人々のとても印象的な本を読んだのだけど、そこは想像をはるかに超えて行くほどの世界があった。横尾氏が言う「見えないものは怪しい」は、まさにその通りで、だからこそ興味をそそられる。本書はそんな人の興味をそそる要素がたくさん詰まっていそうな一冊。とことん地下の世界に潜り込んでみたい。
 

 

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一段と寒くなって来た週末。どんどん季節が移り変わっていくのを肌で感じます。そろそろ、「お節料理」の広告なんかも見かけるようになり驚くという、毎年の「驚き」もやって来ました(笑)1年、ほんと、あっという間です。

ということで、今週はここまで。それではまた来週!