毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
ものがたりの家:吉田誠治
今週は「売れている本」のコーナーからピックアップしました。
読書の楽しいところは、自分の思うように想像ができること。どんな人だろう?どんな所だろう?どんなカタチなんだろう?等々、字を追いながら頭の中では様々な映像が浮かび上がって来る。ひとつひとつの情報を集めできあがる世界。
とくにものがたりの人々が暮らす建物やお部屋はいつだって私たちの興味をそそる対象になる。そんな想像の世界をちょっとリアルに再現してくれたのがこの本。
どんな本が取り上げられているのか、かなり気になるところ。
(画像:Amazonより)
室内の断面図がすごく細かくてとても見ごたえがありそう。これはどっぷりこの世界に浸って戻って来られそうにない(笑)本書を見て、また再読してみたり、建物を見て逆に気になる本が出て来たりするんだろうなぁ。
ところで、あなたの気になる「ものがたりの家」はありますか?
わたしは高楼方子さんの「時計坂の家」です。自分なりのイメージは出来上がっているんだけど、イラストになるとどんなだろう?
■内容
住んでみたい空想の家を30点以上収録! 今までにない美術設定集!!
物語に出てくるようなユニークな家とその設定を描き、人気を博した吉田誠治の同人誌『ものがたりの家』の決定版が登場!! 既刊『ものがたりの家 I・II』に掲載された全作品に加え、新作15作品、コマ割り絵本、線画、作品解説、メイキングなど、本書初公開となる内容も収録しています。ページをめくる度に新しい物語が始まるような、見て、読んで楽しい美術設定集です。━━Amazonより
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<< 後記>>
やはり緊急事態宣言が延長へ。はじまる前からこうなることが誰にだって解っていたのにね。なんで解りきっていることに目を瞑り、やることなすこと逆へ逆へ突き進むのか、本当に理解不能です。
でもって、まーだ、オリンピックも諦めない。こんなに人がたくさん亡くなっているというのに、本気で出来ると思っているのか?いい加減、現実をしっかり見てください!と、画面に向かって叫んだところで声は届くこともなく。バッハさんが来日しないとか、これってもう中止のサインじゃないの?バッハさん以外、決められる人はいないんですかね。
今月もスティホーム。天候が良いので日光浴を兼ねて、バルコニーの掃除や納戸の整理に励むとします。 それでは、また来週!