えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】新聞書評・気になる一冊「泣きたくなるような青空」:吉田修一(朝日新聞:2021年2月27日掲載)

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週は、「辛島デイビッドが薦める文庫この新刊!」よりピックアップ。

泣きたくなるような青空:吉田修一

 

 

内容

ANA機内誌『翼の王国』人気連載
旅ってやっぱりいいもんだ。そこには人や場所との出会いがあり、人や場所の匂いがあり、人や場所の声が聞こえ、人や場所の手触りがある。台北や博多の屋台で舌鼓を打ち、沖縄やマレーシアの真っ青な空に目を奪われる。旅に出ることが出来る、それだけで奇跡。ANA機内誌連載をまとめたベストセラー作家・吉田修一の素顔が垣間見えるエッセイ集━━━Amazonより

 

  

なんて旅心を刺激する装丁写真なのでしょう。そしてタイトル。いつか読んでいた片岡義男の本のタイトルを思い出してしまったではないですか。本書は、ANAの機内誌『翼の王国』の連載を本にしたもので、わたしもだいぶ前に読みました。(その時のショートレビュー)あれからずっと続いていたのですねぇ。本を開いたらすぐに旅気分に浸れそうな一冊です。

 

泣きたくなるような青空 (翼の王国books)

泣きたくなるような青空 (翼の王国books)

  • 作者:吉田 修一
  • 発売日: 2017/10/02
  • メディア: Kindle版
 

 

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<< 後記>>

 一部では緊急事態宣言も解除になりましたね。東京はまだまだですが、この先どうなるのだろう。あと 1週間で本当に解除できるのだろうか?このままもう少し延長してしっかり抑え込んでから....って気持ちもあるけど、経済とのバランスもあり本当に悩ましいですねぇ。3月にはお花見とか、暖かくなって人の移動が激しくなるけど、そのあたりどうするのだろう?

それでは、また来週!