えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】残像に口紅を:筒井康隆(朝日新聞2021年10月23日掲載)

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週は広告欄からピックアップしました。

 

残像に口紅を:筒井康隆

 

いつもまず、書評欄をザーッと眺めながら、広告欄の新刊で気になるものもチェックしているのですが、今回はちょっと懐かしいお名前が!筒井康隆さんだ!

 

筒井作品は中学の時に結構お世話になったなぁ~なんて思っていたら、こちらの本、今、Amazonランキングで第一位。しかも、「TikTokで超話題」とある。そもそもTikTokと小説が結びつかないわたしは、相当、時代の波に乗り遅れているのではないか?.....などなど、次々と疑問が浮かんできた。さらに本書は初版刊行から31年経っているとか。なんで今になって再ブレイクしたんだろう?

 

ということで、少しだけ検索したところ、このような記事に出会った。

きっかけはTikTok(ショートムービーを投稿する動画SNS)。人気のTikTokerけんごさんが作品の魅力を語ったところ、たちまち若い世代に広まり、8万5000部の重版につながった。--婦人公論.jp『婦人公論』11月9日号一部引用

なるほど、そういうことだったんですね!何がきっかけでブレイクするか、本当にわからない世の中ですが、こういった形でよい作品がまた掘り出されるきっかけになるのは、喜ばしい限りです。

 

筒井氏は現在87歳。

同記事で筒井氏から素敵な言葉がありました。

《本は面白い》という気づきは天からのギフトですよ。ある一文に勇気を与えられたり、迷路から抜け出すヒントを得たり、自殺を思い留まる人もいる。それが本なのです」---(婦人公論.jpより)

(婦人公論.jp)

 ■内容

「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。━━Amazonより

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<< 後記>>

一気に冬になったような東京。ほんとう、徐々にではなく一気に来たって感じで、あわてて毛布を出したり、コートを出したり。すでにヒートテックは出動済み。今年もお世話になります(笑)そして、朝は布団から出られなくなりました。リモコンでピッと暖房をつけることから始まる朝。やぁ~~冬が来た。

それでは、また来週!!