えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【ラジオ】秘闘-私の「コロナ戦争」全記録-:岡田晴恵<中瀬ゆかりのブックソムリエ>- 2022年1月6日放送 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2022年1月6日放送分

 

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。

 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

 

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

秘闘-私の「コロナ戦争」全記録-:岡田晴恵

■内容

2019年のクリスマス・イブ、「武漢で重症な肺炎患者が発生」というメールを受け取った著者は、過去のパンデミック対策の経験から、直感的に“マズイことになる"と感じた。以来、メディアで声を上げ、政治家や、尾身氏ら感染症の専門家とも直接意見を交わし、感染拡大阻止のため闘い続ける。
だが、政府の対策は後手後手に回り、東京五輪開催を前に第5波の大波を呼び込んでしまう。政権の中枢、分科会の専門家、メディアと深いつながりがある著者でしか知り得なかったこの国の病巣が明らかに……!--Amazonより

 

 

 

 

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

 

・新型コロナをTVで解説されているコロナの女王と呼ばれる岡田晴恵さんの本。

・表舞台に出てこなかった裏の話が克明に書かれている。

2年間700日、時系列を追った記録。

・記録とともにこの2年の自分の物語も浮き出て来る。

・当時の田村厚労大臣との生々しい会話なども登場。

ここまで書いたか!っていうすごい記録。

・ちょっとしたズレが、のちに大きなミスにつながる怖さ

・失われたと言われた2年を振り返るにも良い機会になる。

★5時に夢中!のエンタメ番付でも紹介されました。その時の記事はこちら

 

■著者について

岡田晴恵(おかだ・はるえ)
白鷗大学教授。共立薬化大学大学院を修了後、順天堂大学にて医学博士を取得。国立感染症研究所、ドイツマールブルク大学医学部ウイルス学研究所、経団連21世紀政策研究所などを経て現在は白鷗大学で教授を務めている。専門は感染症学、公衆衛生学。感染症対策の専門家としてテレビやラジオへの出演、専門書から児童書などの執筆活動を通して、新型コロナウイルスを始めとする感染症対策に関する情報を発信している。-Amazonより

 出版社より

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<感想>

オミクロン株がまた勢いを増してきたので、また岡田さんの姿を拝見する日々が再びって感じになるのかな。とにかく当時は岡田さんを見ない日はなかったってほど、多忙を極めていらっしゃしました。

そして、まさに失われた2年間。時系列を追って振り返ることによって、ぼんやりした記憶がきちんと整理されそうですね。なにせ日々いろんなことがあったから、いつ、何がって部分がかなりごちゃごちゃしたままです。自分を振り返る意味でも読んでみたい1冊です。

★過去のラジオ棚はこちらです。

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中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。

ではまた!