えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】少年:川端康成(朝日新聞2022年5月14日掲載)

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週は本の読書欄からピックアップしました。

 

【ピックアップ】少年:川端康成

 

好奇心ポイント

川端康成の作品と言えば、「少年」より「少女」と言ったイメージが強い。少女小説や、「眠れる美女」のような作品の印象が強いからかな。そんなところに変化球が飛んできのが本日の新聞書評。「むむ、川端康成が<少年>?」と二度見した。本書は50の川端氏が、過去を振り返って書かれたもの。寄宿舎で関係があった少年とのことが書かれているという。同性愛も含んだ性欲もあったという川端氏。あんなに少女たちのことを書いていたのに、そうだったのか....と、改めてその変化球に驚くばかりではある。是非読んでみたいと思った。

 

内容

お前の指を、手を、腕を、胸を、頬を、瞼を、舌を、歯を、脚を愛着した。僕はお前に恋していた――。相手は、旧制中学の美しい後輩、清野少年。寄宿舎での赤裸々な関係と青春の懊悩を、若き日の日記や手紙を手がかりに、五十歳の川端は追想し、書き進めていく。互いにゆるしあった腕や唇、震えるような時間。嫉妬、反発、唐突に訪れた京都嵯峨での夏の別れ……。自分の心を「畸形」と書き、精神のひずみを自覚していた川端にとって、あの愛の日々は何だったのか。二度と会わなかった少年との愛惜の日々を一篇の小説に作品化させ、人生の寂寞を滲ませる。川端文学の知られざる名編。(Amazonより)

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川端康成と言えば、美少女のイメージが強いのも、この作品を読んだから。

 

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後記

ここのところ気象の変化が激しく、偏頭痛が発症しがちで嫌になります。朝から頭が重いと集中力もなくなり、何をするにも億劫になる。もう本当、この時期はツライ。というか年中、気象状況との戦いになって来ている気がします。

それでは、また来週。