王様のブランチ・BOOKコーナーで紹介された本を紹介します。
続 窓ぎわのトットちゃん:黒柳徹子(講談社)
インタビュー
―――続・窓ぎわのトットちゃん発売おめでとうございます。42年ぶりの続編ということで、いまのお気持ちを教えてください。
黒柳さん:
こんなに皆様が取り上げてくださるって思わなかったので、びっくりしています。
―――帯にも書かれていますが、「みんなが会いたかった<その後>のトットちゃん」、私もずっと気になっていて。続編を書こうと思ったきっかけは?
黒柳さん:
ウクライナの子どもたちがどうしているんだろうなって。親と離れたりしている子はいないだろうか、食べるものはどうしているんだろうか、と思ったときに、突然「そうだ、続きを書いておこう」と思った。
(昔、仕事で心無いことを言われた黒柳さん。その時の気持ちを語る)
黒柳さん:
私としては普通に話しているように言っているので、そんな風に言われちゃってもどうしていいのかなって、どうしようかと思いましたね。
(そんな時、恩師と慕う飯沢匡先生のある言葉があった)
黒柳さん:
あなたはそのままでいらっしゃい。直したらダメですよ。あなたのその個性が欲しいんんですからって。飯沢先生にそうおっしゃっていただいたのは、すごくよかった。
―――自分の個性とどう向き合っていくか、悩んでいる方はとっても多いと思う。そういう方々にアドバイスがあれば教えてください。
黒柳さん:
個性が強すぎて困っている方は、そのまんまでいいんじゃないですか。ただ、人に迷惑がかかることは気にして、人に優しくしていれば大丈夫。
―――気になったらなんでも挑戦される行動力に驚きました。今も新しいことに挑戦するその原動力は?
黒柳さん:
新しもの好き。
―――ちなみにInstagramをはじめたきっかけは?
黒柳さん:
福山雅治さんと二人で写真の撮りっこをして、どっちの写真が面白いかやってたことがあって。そしたら、まつげが取れて「これでどうだろうか?」とか言ったら、ものすごく面白いって。「インスタやったらどう?」って福山さんがおっしゃるので、やってみようと思った。
―――実際にSNSをやってみてどうですか?
黒柳さん:
面白いですよ。反応が返ってくるので、私はそれがいいなって思っています。
―――今ハマっているものは?
黒柳さん:
韓国のフェイスパックを。
―――お肌の綺麗さに、私、驚いてて。
黒柳さん:
ええ~~ほんとに?じゃ、その、タダでもらった....顔に貼るやつがいいのかしらね(笑)
ひとこと
続編は発売されたばかりですね。なんと!42年ぶりの続編とのことで、そもそもの本を知らない世代の方も多いと思います。最初から読みたい方はこちら➡窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)。絵本とか外国語版とかのバージョンもあり、本当に世界で愛される本なんですよねぇ。最近出たトットちゃんの 15つぶの だいず (講談社の創作絵本)も、読んでおきたい絵本です。それでは、また来週!
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