『富士山』 平野啓一郎著の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー!2024年11月7日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・平野さん、10年ぶりの短編集。最近では評論家としても活躍中。
・あり得たかもしれない人生、あの時もしこうだったら?結婚相手とか、進学とか、いろいろなところで人生の選択や偶然などのなかで今の人生がある。そんことを改めて考えさせられる一冊。
・熊谷アナはブックソムリエで今年一番!
・中瀬さん一押しは「息吹」。かき氷屋が」満席で、たまたまマクドナルドに入った隣の席から聞こえてきた会話をきっかけに、主人公は検査し、自分の初期の癌を発見することができた。しかし、もしかき氷屋がすんなり入れていたら....というもう一つの人生を考える。パラレルワールド的なものがある。
・どうしょうもない偶然に私たちは左右されている。偶然は馬鹿にできない。偶然の積み重ねで人生は出来ていると言っても過言ではない。
・たった一言でも言った人生と言わなかった人生などがどう変わるか。
・これまでにない読後感、ずっと残る読後感をくれた一冊。
著者プロフィール
1975年愛知県生まれ。北九州市出身。『日蝕』で芥川賞受賞。著書は、小説『決壊』、『マチネの終わりに』、『ある男』、新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「カッコいい」とは何か』、エッセイ集『考える葦』など。2020年7月まで、小説『本心』を新聞連載していた。(文春オンラインより)
感想
熊谷アナの今年一番が来ました!本作は先月の5時に夢中!のエンタメ番付でも横綱に選ばれ、中瀬さん、熱く語っていましたが、何度聞いていも面白そうだなぁ。今日は中瀬さん、風邪?それともモノマネをしすぎなのか、ちょっと喉が苦しそうだったなぁ。お大事に。それでは、また来週!
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