王様のブランチの特集で放送された「親子で学べる児童書」を紹介いたします。
それではどんな絵本が登場するか、早速、見てみましょう♪
1冊目はこれ!
こども六法:山崎聡一郎
ナレーター:
売り上げ64万部を突破!日常生活に関わる法律を、小学生でもわかるようわかりやすくイラストで説明。例えば、SNSなどで気軽に「死ね」って言うと、刑法202条にあたり、2か月以上7年以下の懲役または禁錮、刑務所にはいることになるかも。また、多くの人の前で「キモイ」とか悪口を言うと、刑法231条、人を侮辱した罪で罰せられるかもしれません。法律を知っておくと、やっていいことと、悪いことが分かる。もしやられた時にも、SOSを発信しやすくなりますよね。
このように子どもの目線に立って解りやすく教えてくれる児童書は、いまさら人に聞けない大人にも学びやすいと人気。
2冊目はこちら。
こどもSDGsなぜSDGsが必要なのかわかる本:山崎聡一郎
ナレーター:
国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない17の目標SDGsをやさしく説明。
例えば、
・1日200円以下で生活を強いられている人が日本の人口の6倍もいる。7億人以上いること。
・絶滅のおそれがある野生生物は全世界で約三万1000種にも上ること。
事実を知り、いまできることは何かを想像させる。みんなの未来を考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
3冊目はこれ。
子どもを守る言葉「同意」って何?YES,NOは自分が決める!:レイチェル・ブライアン
ナレーター:
Amazon絵本部門でも1位を獲得。
こちらはアメリカのアニメーター、レイチェル・ブライアンさんが、7歳の娘さんに言われた衝撃の一言を受け制作。それは....。
「今日学校で突然男の子にキスをされた」「嫌だった」、相手に伝えられなかったと、母であるレイチェルさんに打ち明けた。そこで、レイチェルさんは「同意」を伝えるアニメーションを制作。この動画は世界で一億五千万回以上再生されたことがきっかけで本になりました。
大事なのは、人によって「大丈夫」の範囲や、「嫌だ」の境界線が違うということ。そして、「同意」がわかると、いじめや性暴力の防止につながると言います。
実際この本を家族で読んでいる高橋さん一家。
8歳の男の子は学校で友達にススメるほどお気に入り。
男の子:
「みんなに<同意>をおしえたいとおもった。」
お父さん:
「優しさっていうのを人に手渡しできる方法のヒントがたくさん書いてある。一緒になって考えてみる、いいヒントがたくさん詰まっている本だなって思いました」
自分を守り人を傷つけない「知恵」と「勇気」に気づける一冊です。
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